厳しい寒さから体温を守るため、全身を覆う羽毛は弾力性と保温性に優れていて、
アイダ-ダックはその希少性と群を抜く高品質から「羽毛の宝石」とも言われています。
絡みの強さ | 弾力性 | 保温性 | ||
アイダーダックは海岸の低地や島の海岸べりの砂地域の岩場の窪みなどに巣作りします。卵の保温のため巣に敷き詰められるアイダーダウンは強風によって吹き飛ばされることのないよう、他の羽毛に比べ、羽枝の先端がカギ状になっており、からみが非常に強い性質をもっています。 | アイダーダウンの小羽枝の先端は鉤状になっており、互いに向き合って引っかかり、相互に内部に入り込むことがない。そのため、圧縮の応力が解放されるとすぐ元に戻ります。強風から卵を守るため、弾力性に優れます。 | アイダーダウンのダウンボール同士がくっつきあい、ばらばらにならず、間にはたくさんの空気が含まれているため、高い保温性を発揮します。 |
アイダーダウンの採取や洗浄が化学薬品などを使わず、熟練の専門家によって丁寧に、
時間をたっぷりかけて行なわれるため、品質が損なわれることがなく、耐久性に優れています。
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採取 毎年4~6月の繁殖期になると、メスのアイダーは自身の胸元の羽毛を敷き詰めて巣作りをします。親鳥や卵に悪影響のないよう採取します。 |
乾燥殺菌 巣から採取後、天日でほぐしながら大きなゴミを取り除きます。乾燥された羽毛は消毒のために120℃で加熱殺菌します。 |
除塵 ドラム式粗ゴミ除塵機で、小石、枯草をとり、ドラム式メッシュ付除塵機で、埃、砂等を取り除きます。 |
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手選別 最終のチェック工程として残ったフェザーやゴミ・塵を手作業で取り除きます。 |
洗浄 輸入された原料は国内の工場で洗浄されます。アイダーダウンの絡みの強さや弾力性などの大切な特徴が失われないように、非常にデリケートに洗浄を行います。 |
充填 一般的な羽毛ふとんの充填方法と異なります。アイダーダウンの絡みがあり拡散しない事から自動充填機では生産出来ません。1マスずつ充填量を計量し、充填していきます。非常に人手と時間がかかる作業となります。 |
アイダーダウンは、卵をあたためる時に雌が自身の胸からあたたかな羽毛を抜き取って巣に敷き詰めたものから採取します。
ひとつひとつの巣から手作業でダウンを集めていくため、たいへん稀少価値の高いダウンとして知られています。
独特な採取方法 | 特別保護動物 | 年間採取量 | ||
アイダーダックのダウンの大きな特徴は、一般のダウンのように直接水鳥から採取されるのではなく、アイダ一ダックの巣から採取されるということです。アイダ-ダックの巣は、雌の親鳥が自らの胸から取った良質のダウンを敷きつめ、厳しい寒さから自分達の卵やひなを守るのです。 | 世界最大規模のアイダーダッグの生息地、及び繁殖地はアイスランドで、1874年から国による特別保護動物に指定され、アイダーダック自体も生息環境も大切に守られています。ダウンの採取が親鳥や卵に悪影響のないよう様々な努力をしています。 |
アイスランドのアイダーダウンの国内収穫地は約400箇所あり、最も大きい収穫地では7,000以上の巣があります。 |
アイダーダウンのダウンボール
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ラインナップ
アイダーダウンの良さを最高に引き出すために、側地も厳選されたものを使用ました。
シルク100%使いの国産ジャガード織で、最上の側地もご用意しております。
スヴィンゴールド | シルクジャカード | シルクサテン | ||
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インド原産のスジャータ綿とカリブの島国であるセントゼンセントで栽培されている「海島綿」との交種で、インド最高峰の原綿を使用しています。 | シルクの糸を複数色使い、ジャカード織機で文様を織り上げています。シルク特有の光沢と糸の織りなす高級感がある、アイダー用ハイグレード仕様です。 | シルク繊維は人の肌に近いたんぱく質で出来ており、他の繊維に比べ軽く、しなやかでドレープ性があり、吸・保湿性に優れています。 | ||
厳しい寒さから体温を守るため、全身を覆う羽毛は弾力性と保温性に優れていて、アイダ-ダックはその希少性と群を抜く高品質から「羽毛の宝石」とも言われています。
絡みの強さ
アイダーダックは海岸の低地や島の海岸べりの砂地域の岩場の窪みなどに巣作りします。卵の保温のため巣に敷き詰められるアイダーダウンは強風によって吹き飛ばされることのないよう、他の羽毛に比べ、羽枝の先端がカギ状になっており、からみが非常に強い性質をもっています。
弾力性
アイダーダウンの小羽枝の先端は鉤状になっており、互いに向き合って引っかかり、相互に内部に入り込むことがない。そのため、圧縮の応力が解放されるとすぐ元に戻ります。強風から卵を守るため、弾力性に優れます。
保温性
アイダーダウンのダウンボール同士がくっつきあい、ばらばらにならず、間にはたくさんの空気が含まれているため、高い保温性を発揮します。
アイダーダウンの採取や洗浄が化学薬品などを使わず、熟練の専門家によって丁寧に、時間をたっぷりかけて行なわれるため、品質が損なわれることがなく、耐久性に優れています。

採取
毎年4~6月の繁殖期になると、メスのアイダーは自身の胸元の羽毛を敷き詰めて巣作りをします。親鳥や卵に悪影響のないよう採取します。

乾燥殺菌
巣から採取後、天日でほぐしながら大きなゴミを取り除きます。乾燥された羽毛は消毒のために120℃で加熱殺菌します。

除塵
ドラム式粗ゴミ除塵機で、小石、枯草をとり、ドラム式メッシュ付除塵機で、埃、砂等を取り除きます。

手選別
最終のチェック工程として残ったフェザーやゴミ・塵を手作業で取り除きます。

洗浄
輸入された原料は国内の工場で洗浄されます。アイダーダウンの絡みの強さや弾力性などの大切な特徴が失われないように、非常にデリケートに洗浄を行います。

充填
一般的な羽毛ふとんの充填方法と異なります。アイダーダウンの絡みがあり拡散しない事から自動充填機では生産出来ません。1マスずつ充填量を計量し、充填していきます。非常に人手と時間がかかる作業となります。
アイダーダウンは、卵をあたためる時に雌が自身の胸からあたたかな羽毛を抜き取って巣に敷き詰めたものから採取します。ひとつひとつの巣から手作業でダウンを集めていくため、たいへん稀少価値の高いダウンとして知られています。
独特な採取方法
アイダーダックのダウンの大きな特徴は、一般のダウンのように直接水鳥から採取されるのではなく、アイダ一ダックの巣から採取されるということです。アイダ-ダックの巣は、雌の親鳥が自らの胸から取った良質のダウンを敷きつめ、厳しい寒さから自分達の卵やひなを守るのです。
特別保護動物
世界最大規模のアイダーダッグの生息地、及び繁殖地はアイスランドで、1874年から国による特別保護動物に指定され、アイダーダック自体も生息環境も大切に守られています。ダウンの採取が親鳥や卵に悪影響のないよう様々な努力をしています。
年間採取量
アイスランドのアイダーダウンの国内収穫地は約400箇所あり、最も大きい収穫地では7,000以上の巣があります。
1つの巣から約20g程度の羽毛が取れ、1kgのおふとんに60~80個の巣が必要になります。天候にも左右されますが、年間採取量は2,000kg程度となっており、大変希少価値の高いものです。
アイダーダウンのダウンボール
- アイダーダウンは、小さなやわらかい核心から放射状に出ているとても細かい羽枝からなりたっています。
- それぞれの羽枝は相互に絡みあい、ふわふわした弾力のある手球を形成し、さらに小さなわた毛をつけています。
- ダウンボール同士、羽枝同士の間にはたくさんの空気が含まれているため、高い保温性を発揮します。

ラインナップ
アイダーダウンの良さを最高に引き出すために、側地も厳選されたものを使用ました。
シルク100%使いの国産ジャガード織で、最上の側地もご用意しております。

インド原産のスジャータ綿とカリブの島国であるセントゼンセントで栽培されている「海島綿」との交種で、インド最高峰の原綿を使用しています。

シルクの糸を複数色使い、ジャカード織機で文様を織り上げています。シルク特有の光沢と糸の織りなす高級感がある、アイダー用ハイグレード仕様です。

シルク繊維は人の肌に近いたんぱく質で出来ており、他の繊維に比べ軽く、しなやかでドレープ性があり、吸・保湿性に優れています。