ご使用になる前

羽毛ふとんをバッグから取り出した時は、羽毛が押さえられて絡んでいることがあります。
羽毛ふとんを軽く振っていただきますと、中の羽毛がほぐれて空気を含み、ふっくらとして身体になじむようになります。

ご使用のとき

• 通常は羽毛ふとんを直接からだに掛けてご使用ください。体温によりふっくらと暖かく羽毛ふとんの良さがよく感じられます。それでも寒い場合は、その上に毛布や軽いふとんを重ねてください。
• がわ生地の痛みや汚れを防ぐため、カバーを掛けてご使用いただくことをおすすめします。
• 衿カバーなどを付ける際、絶対に針や安全ピンのご使用はお避けください。小さな穴でも羽毛が飛び出す恐れがあります。
• いつも同じ使い方をしていますと羽毛がかたよってしまうことがあります。このような場合はふとん全体を軽くたたいて羽毛を均一にしてください。

ふとんのお手入れ

• 日常のお手入れは、風通しの良いところで陰干しをおすすめします。日干しされる際は、がわ生地の傷みや汚れを防ぐためカバーやシーツで覆って干してください。午前10時から午後3時ごろまでに全体が日に当たるよう両面を干してください。(目安:片面約1時間くらい)
• ふとんたたきなどで叩くことはやめてください。羽毛自体を傷めます。また、がわ生地を傷めますと羽毛が吹き出す原因にもなります。
• 羽毛には適量の油分が含まれています。これは羽毛の機能上(保温性・かさ高性)必要なものです。しかし稀に季節によってニオイがする場合がありますが、このような時は小さくたたんで中の空気を押し出し、新鮮な空気を入れて陰干ししてください。
• 長い間ビニール袋に入れて保管したり、湿気の多いところ・臭気の強いところに置きますとニオイが移ったり、イヤなニオイが生じることがありますのでご注意ください。
• 万が一、水がかかった時は、すぐに扇風機かドライヤーを低温にして乾かしてください。

収納される時

陰干しをしてよく乾燥させてから、ゆっくりと押さえてたたみ、通気性のあるケースに入れるか、布で包んで湿気の少ない場所に保管してください。また、上に重いものをおいたりしないでください。

クリーニングされる場合

クリーニングはできるだけお避けください。もしもお出しになる場合は、販売店または、お近くのクリーニング店とよくご相談のうえ、お出しください。