確かな根拠で快適な眠りを『Kyoto Sleep Science Lab』新設

お知らせ

2021.10.10

株式会社ロマンス小杉(本社:京都市下京区/代表取締役社長:小杉 源一郎)は、実証試験に基づいた確かな根拠によって、商品の品質を保証したい。そんな思いから『Kyoto Sleep Science Lab』を開設しました。

試験を実施するための人工気象室(睡眠環境試験室)を「ふとんの日」として記念日登録されている10月10日より実稼働いたします。《10月10日の「ふとんの日」とは、ふとんを通して健康な睡眠について考えてもらうことを目的に日本寝具寝装品協会が制定(2010年)し、一社)日本記念日協会により認定・登録されました。》

弊社は「快適な眠りと環境のプロデュース」の基、睡眠に関わる様々な商品、快適性を追求したモノづくりを行っています。その中でも特に重要視しているのがエビデンスによる確かな根拠です。商品の正しい性能の情報、より快適な眠りのための商品、その根拠を正確にとらえ、商品に反映させるための試験データになります。人工気象室の開設により、正確な試験データをより早くより多く収集し、お客様に安心・納得してご使用いただける商品の提供を可能にします。さらに将来へは、産学共同研究の場としての計画も進めています。開設に際しては、日本体育大学 体育学部特任教授の井川正治氏を特別顧問としてむかえ、監修いただいております。

人工気象室で日本の室内環境を再現

Kyoto Sleep Science Labの睡眠環境試験室は、オリジナルにカスタマイズされた人工気象室で、内側と外側からなる二重構造で、内側は風速20cm/sec以下(無風)、制御温度は10~40℃、制御湿度は 40~80%RHと日本の寝室環境を四季にわたってほぼ再現できます。風の影響をうけない日本でも数少ない試験室でもあります。

掛け寝具や敷き寝具の性能試験、春夏秋冬(低温乾燥~高温高湿)条件での試験、寝心地、寝返りのしやすさ、さらには肌触りなど、多くの評価試験により商品の品質を保証するだけでなく、商品の良さを分かりやすく説明することを可能にしました。