11月20日は「毛布の日」毛布のあれこれ、毛布は布団の外?内?」問題
2025.11.15
ふとんのnote
朝晩の冷え込みが増してきましたね。
毛布に包まれる幸せを感じる季節の到来です。皆さんは、毛布を使っていますか?
11月20日は「毛布の日」。
これは、日本で毛布が初めて生産された明治20年にちなみ、日本毛布工業組合が制定した記念日です。
毛布の種類と地域差
最近では、パイル地のカバーや薄手のケットなど、毛布代わりになるアイテムも増えています。
皆さんはどんな毛布を使っていますか?
実は、地域によって使う寝具にも違いがあります。
北海道などの雪国では、毛布よりタオルケットを使うことが多いそうです。
それでも、毛布のふわふわした肌触りは格別ですよね。
「毛布は布団の外?内?」問題
毎年のように寄せられる質問があります。それは、
「毛布は布団の外側?内側?」
答えは…「どちらとも言えません」。
正解は、素材や組み合わせによって使い分けることです。
基本的には、布団の上に毛布を掛けて“蓋”の役割を持たせると、布団の熱を逃がさず効率的に保温できます。
羽毛布団との相性は?
羽毛布団は、空気の層を潰さないことが大切。
そのため、軽い毛布との組み合わせがおすすめです。
- 軽い毛布:布団の上に掛けて熱を閉じ込める⭕️
- 重い毛布:羽毛布団の上に乗せると保温力が落ちるので注意⚠️
布団に入った瞬間のひんやり感が苦手な方や、隙間対策をしたい方は、
吸湿性の高い天然素材やパイル素材のカバーを選ぶと快適です。
毛布の素材選びもポイント
毛布の心地よさを楽しむなら、素材にも注目しましょう。
- 天然素材:吸湿性が高く、蒸れにくい。布団に入った瞬間もひんやりしにくい
- 化学繊維:加工の幅が広く、保温力を高めたものや極細糸で滑らかな肌触りのものもあり
化学繊維の毛布を使う場合は、パジャマを吸湿性の良い素材にしておくと快適です。
毛布のお手入れも忘れずに
毛布は頻繁に洗うのは大変ですが、シーズンが終わったら必ず洗うようにしましょう。
毛足が乱れたり風合いが変わった場合は、洋服ブラシで整えると復活することもあります。
毛布は、ただの寝具ではなく、心地よい眠りを支える大切なアイテム。
この冬は、毛布のぬくもりを最大限に楽しんでみませんか?