夏の夜を快適に!睡眠のヒント集
2025.08.05
ねむりのnote

毎晩、暑さで寝苦しい…そんな夜が続いていませんか?
途中で目が覚めてしまったり、寝つきが悪かったり。せっかくの睡眠がうまくとれないと、翌朝の元気も半減してしまいますよね。
そこで今回は、猛暑の夜を少しでも快適に過ごすための「夏の睡眠対策」を、やさしくまとめてみました。ちょっとした工夫で、ぐっすり眠れる夜を手に入れましょう!
1. まずは「水分補給」からスタート!
寝る前と起きた後の水分補給、ちゃんとできていますか?
人は寝ている間にも汗をかいて、知らず知らずのうちに水分を失っています。特に今のような猛暑の時期は、寝る前にコップ一杯の水を飲むだけでも、翌朝の体調が変わってきますよ。
2. 熱帯夜が増えている今、エアコンは味方!
気象庁のデータによると、京都では熱帯夜(最低気温が25℃以上の夜)がこの10年でぐんぐん増えていて、今では30日以上になることもあるそうです。
そんな夜は、エアコンを「我慢する」のではなく、「上手に使う」ことが大切です。
寝室は寝る前に快適な温度にしておくのがポイント。暑さに耐えきれなくなってからスイッチを入れると、深い眠りに入るタイミングを逃してしまいます。
理想の室温は26℃前後、湿度は50〜60%が目安です。冷えすぎが気になる方は、扇風機で空気を回して体感温度を調整するのもおすすめです。
3. 足元の冷えにもご注意を
夏でも、足元が冷えると「こむら返り」が起こりやすくなります。これは筋肉が冷えたときだけでなく、熱中症の初期症状としても現れることがあるんです。
パジャマは長ズボンタイプを選んで、冷え対策を。枕元に水分を置いておくと、夜中に目が覚めたときも安心です。
4. 朝日がまぶしすぎる…そんなときは?
夏の朝は、太陽が早く昇ってとってもまぶしいですよね。自然に目覚めるのは理想的ですが、あまりに早すぎると睡眠時間が足りなくなってしまいます。
そんなときは、遮光カーテンやアイマスクで工夫してみましょう。朝の光とうまく付き合うことで、睡眠の質もぐっと上がります。
5. 昼寝も味方に。でも「眠気=脱水」の可能性も?
東南アジアでは、暑い時間帯に昼寝をする習慣があるそうです。私たちも、寝不足を感じた日は、短時間の昼寝でリフレッシュするのもいいかもしれません。
ただし、眠気やだるさが「脱水症状」のサインであることも。特に高齢者や子どもが「眠い」と言ったときは、水分不足の可能性も考えてみてくださいね。
6. 睡眠の質を高める生活習慣を
猛暑の夏こそ、生活習慣を整えることが大切です。しっかり眠ることで自律神経が整い、汗をかく力もアップ。結果的に、日中も快適に過ごせるようになります。
朝ごはん、ちゃんと食べていますか?
朝食は、体を「活動モード」に切り替えるスイッチであり、水分補給にもなるので、熱中症予防にもつながります。
そして、夜は暑くても入浴を。ぬるめのお湯に10〜15分浸かるだけで、体温が自然に下がり、寝つきが良くなります。疲れた日こそ、ゆっくりお風呂に入ってみてください。
暑さに負けない、心地よい夏の夜を。
ちょっとした工夫で、睡眠の質はぐっと変わります。
この夏も、元気に乗り切っていきましょう!